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私は、小中学生の時にバドミントンをしていて、成長時期の膝痛（オスグッド病）に悩んでいた時に鍼灸施術を受けたことがありました。

当時は鍼灸というものは、痛いときに痛い部位に施術するだけの印象でした。

高校生になり、進路について悩んでいた時に、当時所属していた部活の顧問の先生から鍼灸という道を進めてもらい、仙台の赤門鍼灸柔整専門学校（現．仙台赤門短期大学）へ進学を決意しました。

専門学校に入学するまで上述した、痛いところに施術する印象しかなかった鍼灸ですが、東洋医学としての鍼灸を知っていくことで、鍼灸の面白さを知ることができ、特に、人との出会いに恵まれたこともあり、より東洋医学にのめりこんでいきました。そしてオリエント出版社の野瀬眞社長と出会うことができ、日本の伝統的な鍼灸・漢方のみならず、本場中国の鍼灸を知ることができました。

野瀬社長のご厚意で中国の北京で、国家級老中医の張士傑先生の下で勉強する機会をいただきました。

帰国後は、仙台の佐藤英子先生に弟子入りさせていただき、日本の伝統的な鍼灸術『経絡治療』とお灸法を学び、治療院を引き継がせていただきました。

多くの方との出会いがあり今があるということに、日々感謝しながら毎日の臨床に臨んでいきます。